ピッチング内容
- ゼロ休養日で9回途中から登板し、2回2/3を無失点。9回の満塁ピンチを無失点で切り抜け、10回も封鎖。11回は先頭二塁打→一死三塁の危機を背負いながら、最後はアレハンドロ・カークをショートゴロ併殺に仕留めて試合終了。勝ち投手&シリーズMVPに輝きました。
- この試合の登板イニングは2回2/3(2.2 IP)。ポストシーズンを通算5勝1敗、防御率1.45で締めています。
良かった点
- 極限状況での修正力とメンタル:9回、死球で満塁とした直後に内野ゴロ本塁封殺→大飛球を抑えて無失点。延長でも走者三塁の場面で併殺を引き出し、要所で崩れませんでした。
- ゴロ誘導でピンチ処理:決着の6-6-3併殺を含め、バットを折らせるような**弱い打球(ブロークンバット)**でアウトを重ねたのが勝因。
- 連投でも球質が落ちにくいタイプ:今季の特性としてゴロ率が高く(2025年GB%約54%)、「速球(平均95mph前後)×スプリット×カーブ」を軸にコンタクト管理で試合を組み立てられる点が、この超短期決戦の“ゼロ休養日”でも生きました。
課題点(敢えて挙げるとするなら)
- 立ち上がりの荒さ:登板直後に死球で満塁を背負い、1球のミスが失点に直結しかねない状況を自ら招いた。
- 決め切る空振りが少なめ:この試合の奪三振は1。ボールインプレー頼みの場面が多く、守備依存のリスクは残った。
- 11回の被弾性(先頭二塁打):延長11回を先頭二塁打→一死三塁とされ、紙一重の展開に。結果的に併殺で締めたが、先頭のゲレーロJr.への一投が大ピンチとなった。
試合結果
- ロサンゼルス・ドジャース 5 − 4 トロント・ブルージェイズ(11回)。ドジャースがワールドシリーズ第7戦を制し、連覇達成。シリーズMVPは山本由伸。
- 球場:ロジャース・センター/開始:午後5:00(現地)/観客:44,713。
目次
試合の流れ
- ブルージェイズが3–0と先行するも、ドジャースが終盤に追い上げ。
- 9回表:ミゲル・ロハスが同点ソロ(WS第7戦の9回に同点HRは史上初)。
- 11回表:ウィル・スミスが決勝のソロHR。
- 11回裏:ブルージェイズは一死三塁の好機を作るも無得点で試合終了。
特に活躍した選手(3人)
- 山本由伸(LAD) — リリーフで無失点の好投でシリーズMVPを受賞(第7戦の終盤を締め、シリーズ通算でも圧巻の投球内容)。
- ウィル・スミス(LAD) — 11回に決勝ソロ本塁打。勝負を決めた一打。
- ミゲル・ロハス(LAD) — 9回に土壇場の同点ソロ。第7戦9回の同点HRはWS史上初の快挙。
