【詳細解説】”二刀流”奮闘実らず──ドジャース・大谷翔平、WS初登板も2失点で途中交代/無安打。その要因とは?

ピッチング内容(公式記録)

  • 6.0回 6被安打 4失点(自責4) 1四球 6奪三振 被本塁打1、敗戦投手。3回にV.ゲレーロJr.の2ラン、7回は走者を残して降板し、その走者が生還して自責点が積み上がりました。
  • イニング推移:2回に先制をもらい1–0、3回に逆転弾で1–2、6回終了時点でも1–2の接戦。7回にブルージェイズが4点を加えて勝負が決まりました。
  • 試合はブルージェイズ 6–2 ドジャースで終了。

何が良かった?

  • 四球はわずか1:ストライク先行で大崩れを防いだ点は評価できます(6回で6K/1BB)。
  • 6回まで最少失点で踏ん張り:3回の一発以外はスコアを抑え、6回終了時も1–2の僅差でつないだ内容。先発の役割は果たしていました。

何が悪かった?

  • 痛恨の一球(被弾):3回、ゲレーロJr.の2ランで一気に形勢逆転。試合の重い局面での被弾が致命傷に。
  • 7回の“壁”と継投への影響:7回に走者を残して降板→救援が失点を許し、この回だけで4点を奪われて試合が決着。大谷の自責点もこの回で増えました。

なぜこの投球内容になったか(要因と根拠)

  1. 極端な疲労(短い回復時間)
    前夜(実質その数時間前)の18回、609球の死闘を経て、しかも大谷自身は**ポストシーズン記録の“9度出塁”**で走塁・打撃の負荷が特大。試合後に点滴(IV)を受けたうえで「自身最短級の“短い間隔”での先発」になったと報じられています。直球の平均球速もシーズン平均を下回ったとされ、疲労の影響は明白。
  2. 配球・コマンドの一球(ミスの質)
    3回、スウィーパー(横変化)を高めに残したところを**V.ゲレーロJr.に完璧に捉えられた2ランが、試合の潮目を変えました。ブルージェイズは「変化球待ち」**で入っており、狙いどころに甘く入った一球が致命傷に。
  3. “三巡目問題”とスタミナの切れ目
    6回までは被弾以外は要所を締めて“11人中11アウト”の時間帯もあった一方、7回先頭から単打・二塁打を許して降板疲労で球威・キレが落ち始めた局面(ラインアップ三巡目付近)で先頭出塁を許し、以後の大量失点の呼び水になりました。
  4. 継投側の事情(継承走者の生還)
    降板後、救援陣が引き継いだ走者を返されスコアが一気に拡大。記録上の自責やスコアは膨らみ、見た目のラインが悪化しました(この回だけで計4失点)。
  5. 相手の“狙い”とゲームプラン
    ブルージェイズは前夜の大消耗から一転、早いカウントでの積極スイングと“変化球狙い撃ち”で対抗。Bieberの好投→左のFluharty→Bassittという盤石リレーでロースコアの展開を維持し、大谷に“失点は一発に集約→終盤に畳み掛け”という構図を強いたことも、投球の難度を上げました。

参照:【現地実況】ドジャース・大谷翔平がWS初登板で6奪三振と奮闘「球界屈指の先発投手」

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