2025年のNPB成績
- 56試合/224打席/22本塁打/47打点、打率.273/出塁率.379/長打率.663(OPS=1.042)
- 四球32(四球率≒14.3%)、三振64(三振率≒28.6%)、死球2。
- チーム合計本塁打90本のうち22本(24.4%)、出場は全143試合中56試合(39%)を記録。
- なお、ヤクルトは今季6位(57勝79敗7分)でシーズン終了。
1) 復帰後の本塁打“量産”の理由と特徴
打撃自体のポイント
- 復帰後の圧倒的な長打再現性:限られた試合数で22本・長打率.663。球威のある直球にも遅れず、逆方向にもスタンドまで運ぶ打球の強さが頻繁に話題に。実戦例として、左腕の150km/h直球を“逆方向”へ運んだ特大弾が取り上げられています。
- ゾーン内でのパワー発揮:2022年に示した“どのコースでもスタンドへ”という圧倒的パワーの片鱗を、短期間で再提示。MLB公式も「本物のパワー」と評するスカウトの声を紹介。
- スイング効率の回復:見送りとフルスイングのメリハリが戻り、打球角度が安定。高め速球に対しても上からたたきに行き過ぎず、レフト~左中間のライナー性が増えた印象(試合記事・映像所感ベース)。
投手から見たポイント
- インもアウトも“正解がない”配球圧:内角を詰めれば体幹で押し返し、外角は逆方向に長打。球速150km/h級でも差し込まれにくい。結果として“決め球を見せにくい”試合が増える。
- 失投の許容範囲が狭い:高め甘め・外寄り甘めは一撃必殺。復帰後は特に浮いた球を逃さない傾向。
チームへの影響
- 出場39%でチーム本塁打の約1/4を叩き出し、得点力が顕著に改善。リーグ最下位のシーズンであっても、中盤以降の勝ち筋を作った長打の核”だったと言える。
2) 四球や“死球”など、HR以外の出塁の質(2025)
- 出塁率 .379:出場制限下でも高水準。四球32+死球2で、非安打起点の出塁が約15%分(224打席ベース)。
- 選球基盤は依然として強み:ただしMLB公式は2022→近年でBB%低下を懸念要素として指摘。MLB移行後は高め速球見極め/低めスプリット見極めが鍵。
- 課題の要約:①ゾーン上部の空振り抑制、②ボール球スイングの微減、③2ストライクでの“非長打でもOK”の前進処理(カットや逆方向軽打)でK%を1~3pt削れれば、出塁と長打のトータル値はMLBでも主力水準へ。
3) MLB挑戦に向けた“活きる点”と“課題” ― 想定活躍度と有力球団
打撃でのポイント
- 純粋なパワーはMLB級:NPB最年少三冠王(2022)に象徴される長打力は、メジャーでも希少資産。2025年は56試合でOPS1.04台と、短期でも再現。逆方向へのホームランが証明するパワーの質は球場サイズが大きいMLBでも通用。
- 一塁/三塁/DHの柔軟性:MLB公式は3B主体・1B兼務の起用可能性を明記。編成上の合わせやすさは強み。
克服すべき課題(打撃)
- 三振率の高さ:2025年も約28.6%。MLB公式も近年のK%上昇を“懸念材料”として指摘。高め速球・スピン系、外スラ/スプリット系への空振り抑制が鍵。
- 四球率の維持:今季の四球率は約14.3%で優秀だが、2022年を頂点に近年はやや低下傾向との指摘(MLB公式)。MLBのストライクゾーン・配球に適応して選球を維持できるか。
守備での課題
- 三塁のスルー&送球精度/一塁の足さばき:MLB公式はポジション適性の見極めを各球団が重視と記載。三塁での横のレンジと送球の安定、一塁では捕球~フィードの機械化が要点。初年度は1B/DH比重—3B併用の絵が現実的。
どのくらい活躍できそう?
- 打撃の中央値:選球が維持でき、速球帯の空振りを少し削れれば、wRC+で110~125(1~3 WAR級)の主力打者ゾーンが現実的。逆に三振増・四球減で下振れなら平均~やや下も。米メディアではシュワーバー型のレンジ感で、wRC+≒108程度の試算も見られる。
11月初旬時点での有力視される移籍球団
- ヤンキース/メッツ/フィリーズ/マリナーズ:今オフの主要な獲得候補として名指し。
- ドジャース/ジャイアンツ/レッドソックス:状況次第で強い関心が想定(三塁・一塁・DHの枠、他FAの動向)。ドジャースは三塁再編の文脈、ジャイアンツ/レッドソックスは一塁や三塁の空き枠次第。
- 契約規模の目安報道:米メディア由来で5年1億2,000万ドル規模との観測も(日本メディア経由)。一方で最大2億ドル級という国内報道もあり、レンジは広い。
目次
2025年を飾る“この一撃!” – 衝撃のバックスクリーン3連発!
- 8月30日(土) vs 広島戦(神宮球場)— ヤクルト 5-4 広島
この日「3発」(2回=12号ソロ/3回=13号2ラン/8回=14号ソロ)。スイング軌道の微調整で高弾道を連発し、終盤8回のダメ押し弾含みの”THE ハットトリック”!
参照:【ヤクルト】村上宗隆「来た球打つ。それだけ」衝撃の1人バックスクリーン3連発|プロ野球 ヤクルト 対 広島|2025年8月30日
