【スコアパッド】[初級編]スコアの基礎知識:死球・四球・犠打・犠飛=打数に数えないリザルトをスコアにつけてみよう|野球スコアブックの書き方

こんにちは!少年野球のスコアラーをしているお母さん、今日もお疲れ様です!

今回は、特に知らないうちは特に混乱しやすい「四球(フォアボール)・死球(デッドボール)・犠打(送りバント)・犠飛(犠牲フライ)」の書き方について、やさしくレクチャーしますね。

目次

1. 「打席には数えるけど、打数には数えない」ってどういうこと?

まずは前提から。

スコアに直接書くことではないのですが、「打席には数えるけど、打数には数えない」というのが、四球や犠打担った時のルールなんです。ここが最初のつまずきポイントですけど、「打席」と「打数」は似ているようで実は意味が全然違うんです。この際覚えてしまいましょう。

  • 打席(だせき): バッターボックスに立った回数すべて。
  • 打数(だすう): ヒットやアウトなど、バッティングの結果が出た回数 → 打率などの成績に影響する

実は、四死球やバント(犠打・犠飛)は「打数」には入れません。 なぜかというと、「ヒットを打つチャンスを、フォアボールやチームのためのバントで譲った」と考えるからです。打数に入れないことで、チームに貢献したのだから、打率が下がらないように守ってあげている、という優しい取り決めなんです。

2. どこに、どうやって書けばいいの?

では、試合で起きたそれぞれのシチュエーションでの書き方を、具体的に見ていきましょう。

① 四球(フォアボール)

記号は「B」(Base on Ballsの略)もしくは「W(Walkの略)」と書きます。前者が一般的ですが、野手を示す「B(ベース)」の表記と被るので、スコアパッドでは「W」の記載を推奨しています。

  • 書き方: マスの中央にあるひし形の右下に「B」と書きます。
  • 進塁: 1塁へ進むので、右下の線(1塁への線)をなぞります。

なお、スコアへの記載のルールについては、監督さんやチームと事前に確認しておきましょう。

また、ヒットを「赤」で記載しているのに対して、四球は後で見てすぐに分かるよう、スコアパッドでは「青」で記載するのを推奨しています。(コラム「[初級編]スコアの基礎知識:バッターのリザルト=結果をスコアにつけてみよう」も参考にしてみてください。)

② 死球(デッドボール)

記号は「DB(Dead Ballの略)」もしくは「H.B.P.(Hit by Pitchの略)」と記載します。

  • 書き方: 四球と同じように、ひし形の右下に「DB」と書きます。
  • 進塁: 1塁への線をなぞります。

💡豆知識:なぜ「死球」って言うの?

野球が発祥したアメリカでは、死球は「Hit by Pitch(投球によって当てられた)」と呼ばれます。では、なぜ日本ではデッドボールと呼ばれるようになったのでしょう。

諸説ありますが、日本に野球が伝わった頃、ルールを理解しているのは審判のアメリカ人だけだったので、試合中に死球になった際に、審判が「Ball Dead(試合を中断する宣言)」と英語でコールしたことを死球のことを指すのだと勘違いして、そのまま正式な用語になったと言われています。

そこから「死球」という日本語まで生まれたのですから、面白いですよね。

③ 犠打(送りバント)

スコアに記載するのはボールを処理してアウトにした野手の守備位置の番号を書いた上で、「◇」や「▽」で大きく囲みます。

  • 書き方: 一塁のエリアにボールを処理した野手の番号を書き、「◇」や「▽」の線で囲みます。
  • 注意: もしバントがヒットになったら、それは「犠打」ではなく「バント安打(ヒット)」になります。

④ 犠飛(犠牲フライ)

記号は「SF(Sacrifice Flyの略)」と記載するかです。

  • 条件: 外野フライで、その間に3塁ランナーがタッチアップしてホームに帰ってきた場合に記載します。
  • 書き方: アウトになった場所(センターフライなら「8」)の横に「SF」と書き、大きく丸や四角で囲みます。

注意

犠牲フライは送りバントと違って、そのフライアウトによってランナーがホームに返って、得点になった場合のみ記録します。例えば、犠牲フライで二塁から三塁へランナーが進塁する場合がありますが、これは犠牲フライにはなりません。

なお、【スコアパッド】では犠打および犠飛がすぐにわかるよう、「水色」のカラーで記載することを推奨しています。

  • 🚨説明の①~⑥の番号は、プレイの進み方に応じた記載する順番を示しています。

3. 他に記録するときの注意点は?

スコアを書くときに「これ、どうだっけ?」となりやすいポイントをまとめました。

「打点」を忘れないで!

押し出しの四球や、犠打・犠飛でランナーがホームに帰ってきた場合、そのバッターには「打点」がつきます。 スコアブックにある「打点」の欄に「1」と書くのを忘れないであげてくださいね。子供たちの大きなモチベーションになります!

バント失敗は「犠打」じゃない

せっかくバントをしても、ランナーが次の塁でアウトになってしまったら、それは残念ながら「犠打」にはなりません。普通の「送りバント失敗(フィルダースチョイスやアウト)」となるので、普通にボールをアウトにした野手の番号を書いて、ゴロアウトとして扱えば大丈夫です!

なお、「送りバントの失敗」を明確にしたい場合には、バントしたことを分かり易く「◇」などの記号を小さく書いておけばいいでしょう。

迷ったら後で聞いてもOK!

試合中は展開が早くてパニックになることもあります。 そんな時は、「B」や「DB」とだけメモしておいて、試合が終わってから監督や詳しいコーチに「今のって犠飛になりますか?」と確認すれば大丈夫ですよ!

スコアブックは、後で見返すと「あの時、あの子がチームのためにバントを頑張ったんだな」と思い出せる素敵な日記のようなものです。 こうした打数に数えないシチュエーションも少しずつ、楽しみながら覚えていきましょうね!

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