【スコアパッド】送球したボールがベンチに入っちゃった!?こんな時スコアはどう書く?|野球スコアブックの書き方

今日は、たま〜に起きる「投げたボールがベンチやフェンスの隙間に入っちゃった!」という、ちょっと珍しい場面の書き方をレッスンしましょう。

目次

1. どんな時に起きやすい?

一番多いのは、内野手がファーストへ「悪送球」をした時です。アウトにしたいあまりに勢いよく投げたボールが、つい暴投になって、、、というケースです。

他にも、ランナーが居る時にいい当たりをされて、バックホームや三塁に返球する際にも、起きることがありますね。

このように、ボールがグラウンドの外(ボールデッドエリア)に入ってしまい、審判が「ボールをこれ以上追いかけられない」と判断した時に、ボールデッドというルールが適用されます。


2. ランナーはどうなる?(テイクツーベース)

ボールがフェンスなどの隙間に挟まったり、ベンチに入ったりした瞬間、審判はタイムをかけ、ランナーには「安全進塁権」というボーナスのような権利が与えられます。

基本ルールはズバリ、「野手が手を離した瞬間の位置から、2つの進塁」です。これを「テイクツーベース」と呼びます。

  • バッターランナーの場合:まだ1塁に到達していなければ、1塁を飛ばして「2塁」まで行けます。
  • 1塁ランナーの場合:投げた瞬間にまだ1塁にいれば、2塁を飛ばして「3塁」まで行けます。

【💡ワンポイント】

「どこから2つか」がポイント!バッターランナーであれば、打席から数えて2つですから、二塁まで行けることになります。審判が「あなたは2塁まで」「君はホームまで」と指を差して指示してくれるので、お母さんは審判の動きをよく見ていれば大丈夫ですよ。

ちなみに、野球中継などで実況アナウンサーが「テイク・ワンベース」という場合がありますが、厳密なルールの観点からすると、これは誤りなので注意しましょう。

3. 判定結果として、どう扱われる?

この場合、基本的には「ヒット」ではなく、投げた野手の「失策(エラー)」がつきます。

  • バッター: エラーで出塁したことになります。
  • 投げた野手: 悪送球をした選手に「E(エラー)」がつきます。

4. スコアブックにはどう記載する?

ここが一番気になるところですよね。例として、「サード(5番)がファーストへ悪送球して、ボールがベンチに入った」場合を見ていきましょう。

記載の手順

  1. 右下の欄(1塁への進塁):サードのエラーなので、「E5」もしくは「5E」と書きます。
  2. 右上の欄(2塁への進塁):ボールが外に出たことによる進塁なので、ここも同じく「E5」によって進んだことを示します。
  3. 線を引く:1塁、2塁へと線を引きます。※チームによっては線を引かない場合もあるので、確認しましょう。
項目書き方のコツ
記号「E」の失策(エラー)を書く。
数字投げた人のポジション番号を書く(例:サードなら5E/E5)。
備考(おすすめ)スコアの端っこに小さく「送球がベンチ入」などとメモしておくと、後で見返した時に「あぁ、あの時の!」と思い出せて便利です。
  • ランナー二塁の時に2番打者がサードゴロを打つも、ファーストに転送した送球が大暴投。そのままボールがベンチに入ってしまったため、ランナーおよびバッターランナーに「テイクツーベース」の安全進塁権が与えられた。

5. まとめ

この状況をひと言でまとめると…

「野手が投げたボールがどっか行っちゃったら、ランナーは今いた場所から2つ先のベースへ進める!スコアは投げた人のエラー(E)にする!」

なかなか見ないようでいて、結構起きるプレーですがスコアでの記載は意外に簡単なので、焦ることなく送球した野手のエラーでの進塁であることを記載すればバッチリです!

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