こんにちは!少年野球の応援、いつもお疲れ様です。お子さんの頑張る姿を見ていると、スコアもしっかりつけてあげたい!という気持ちになりますよね。
でも、野球のルールには「えっ、今の何?」と戸惑うものも多いはず。その代表格が「ボーク」です。審判がいきなり「ボーク!」と叫んで、ランナーがゾロゾロと進塁していく光景……。
今日は、初心者の方でもこれさえ読めば安心な「ボークの基本とスコアの書き方」を、やさしくレクチャーします。
1. どういう投球が「ボーク」になるの?
簡単に言うと、ボークとは「ピッチャーがランナーをだますような、ずるい動き(違反動作)をした」というペナルティのことです。
よくあるのは、こんな動きです。
- 「静止」していない: セットポジション(投げる前の一時停止)で、体がピタッと止まっていない。
- 途中でやめる: 投げようとしたのに、急に動きを止めてしまった。
- 偽投(ぎとう): プレートを踏んだまま、1塁へ投げるフリだけして投げなかった。
- 足を向けていない: 牽制(けんせい)するとき、その塁の方向にしっかり足を踏み出さなかった。
少年野球では、特に「セットポジションで止まっていない」ことで取られるケースが一番多いです。
2. どんな時に起きやすい?
ボークは「ランナーがいる時」にしか起きません。ピッチャーがランナーを気にしすぎて、焦ってしまう時に発生しやすいんです。
- ランナーが盗塁しそうに見えて、慌てて投げようとした時
- 牽制しようか、ホームに投げようか迷って動きがギクシャクした時
- サインの交換がうまくいかず、体が動いてしまった時
味方チームがピンチの場面になるほど、投手はボークにも注意しなければいけません。
3. 判定結果として、どうなる?
審判がボークを宣言すると、以下のような対応が行われます。
- ランナー: 全員が無条件で1つ先の塁へ進めます(1塁なら2塁へ、3塁なら本塁へ生還して得点になる)。
- バッター: 原則として、カウントはそのまま。なかったことになります。
- もしボークの瞬間に投げた球を打って、バッターもランナーも進塁できた場合は、ボークが取り消されるという「ディクライン(有効な結果が優先される)」というルールもありますが、まずは「ランナーが1つ進む」と覚えておけばOKです!
4. ボークが起きた時の試合の流れ
- 審判が「ボーク!」と宣告し、ピッチャーを指さします。
- 審判によるタイムがかけられ、審判の指示でランナーが次の塁へ移動します。(この間はボール・デッドです)
- ランナーが整ったら、再びプレイがかかり、試合が再開されます。
なお、スコアラーとしては、この「中断している間」が書き込むチャンスですね。
5. スコアブックにはどう記載する?
ボークは英語で「Balk」なので、略号は「BK」を使います。
書く場所は、「進塁したランナーのマス」にそれぞれ記載します。どの打者による、どの投球の際に起きたのか「✓」を小さく記載して、後で見直した時も分かるようにしておきましょう。

| 項目 | 記入方法 |
| 進塁の理由 | BK と記入 |
| 打者の記録 | 何も書かなくてOK(投球数に数えないのが一般的ですが、チーム方針によります) |
| 投手の記録 | 投手成績の「ボーク」欄に正の字などでカウント |
💡ポイント
バッターのマスには何も書かなくて大丈夫です。あくまで「ランナーがボークで進んだよ」という記録を残すのがメインです。
6. まとめると?
- ボークは「ピッチャーの反則動作」のこと。
- ランナーがいる時に、焦りやルールミスで発生する。
- ペナルティとして、ランナー全員が1つ進塁できる。
- スコアには、進塁したランナーの枠に「BK」と書く。
ボークの現場を初めて目の当たりにすると、特に野球初心者のお母さんは「今の何? 誰がどこに行くの??」とパニックになるかもしれませんが、まずは審判の指さす方向やジェスチャーをよく見て、ランナーの欄に記載をしてあげれば大丈夫です。落ち着いて記載しましょう!
