郡司裕也の成績(2025)
球団:北海道日本ハムファイターズ
ポジション:捕手・一塁・指名打者など
- 試合:111試合
- 打席:422打席
- 打数:364
- 得点:46
- 安打:108本
- 二塁打:15
- 三塁打:0
- 本塁打:10本
- 塁打:153
- 打点:42打点
- 盗塁:0(盗塁刺0)
- 犠打:2
- 犠飛:5
- 四球:45
- 死球:6
- 三振:71
- 併殺打:7
打率:.297 出塁率:.379 長打率:.420
一言でいうと郡司は、
「ゾーン管理がうまくて、カウント別に打ち方を変えられる“出塁型ミドルヒッター”
って感じの打者だと思います。
ざっくり4つに分けてまとめますね。
① リーグ上位クラスの出塁能力
- 今季:打率.297/出塁率.379/四球45/死球6 と、「打つ+選ぶ」でしっかり塁に出るタイプ。
- ボール球見極め率は 77.2% と高く、ストライクゾーンの球にも6割強しか振りにいかない=振る球をきちんと選んでいる打ち方になっています。
- 2025年シーズン途中の時点で、「200打席以上でパ・リーグ出塁率2位」というデータもあって、出塁力そのものが売りの打者に成長したと分析されています。
→ 日ハム打線の中では「どこに置いても塁に出してくれる選手」という位置づけですね。
② “初球から行く+2ストライクでも対応”のアプローチ
打撃の転機は2回あったと言われてます。
- 日ハム移籍(23年)で、初球から積極的に振るようになった
- 中日時代はファーストストライクスイング率がNPB平均より10pt以上低い「かなり慎重なタイプ」。
- 日ハム移籍後は初球からガンガン振りにいって、追い込まれる前に勝負をつける打席が増えた。
- 実際、2025年もカウント0-0での打率は .409 と、初球からかなり結果を出しています。
- 2025年は“積極性+選球眼”が両立した
- 三振%を10%台に抑えたまま、四球%が再び増加。
- 2ストライク打率も.250前後まで改善していて、「追い込まれても怖くない打者」になってきたと評価されています。
- カウント別でも、1-2で.500、2-2で.276、2-3で.361と、2ストライクでも結構打っている。
→ 今の郡司は
「甘いストライクは早めに仕留めるけど、追い込まれても粘ってヒットか四球」
まで持っていけるアプローチが強みになっています。
③ 広角に打てる中距離ヒッター(特に右方向が強い)
2025年の打球方向を見ると、
- 左方向:打率 .253、本塁打7
- 中方向:打率 .320、本塁打2
- 右方向:打率 .426、本塁打3
右方向の打率が.400超えで、
- センター〜ライト方向へのライナーが多い中距離ヒッター
- 引っ張りだけじゃなく、コースに逆らわず逆方向にも強い打球が打てる
ってタイプがデータからもはっきり出てます。
IsoP(純粋な長打力)は .124 で「超長距離砲」ではないけど、
10本塁打&二塁打15本という数字からも、ギャップヒッター寄りのミドルヒッターと言ってよさそうです。
④ “勝負強さ”とユーティリティ性もセットの打撃
- 2025年だけでサヨナラ打を3本放っていて、「ここぞ」で結果を出しているのも特徴。
- 9番以外のほぼ全打順でスタメン経験があり、
- 上位なら出塁役
- 中軸ならポイントゲッター
- 下位でも“いやな打者”
として機能している、とパ・リーグインサイトでも評価されています。
→ 打撃だけ切り取ると、
- 出塁率を武器にどこでも打てる
- カウントに応じて打ち方を変えられる
- 特にセンター〜ライトに強い打球が出る
“攻撃型ユーティリティー”のバッティングが今の郡司の姿かなと思います。
また、新庄監督から2026年の開幕4番打者に任命されました。
結論から言うと、郡司の「開幕4番」は
“典型的なドカン系4番”じゃなくて、
出塁と勝負強さで打線を回す「つなぎ+決める」4番
という役割になると見るのが一番リアルかなと思います。
新庄の発言や2025年のデータを絡めて整理しますね。
① 新庄が4番を託した背景
- F FES 2025 で、新庄監督がファンの前で「4番サード、郡司!」
と“来季開幕4番サード”をサプライズ発表。 - 郡司自身も「4番サード、背番号3の郡司です。名前負けしないように絶対打ちます」
と宣言。 - 2025年、4番での出場は35試合・打率.347 と、実はすでに「4番として結果を出している」ことも数字で出ています。
さらに新庄は、
- 「野手は開幕1か月後には1〜6番まで固定したい」
- 「もう2位はいらない。断トツで優勝して日本一」
とも話していて、郡司4番は“お試し”じゃなくてガチ構想のど真ん中です。
② 打線の中での“4番郡司”の役割イメージ
1. 「点を取る」だけじゃなく「攻撃のハブ」
2025年トータル成績:
.297/10本/42打点/出塁率.379/四球45。
- 得点圏打率:.319(97打席で31打点)
- 左投手に対して:.315/6本/OPS.926(右投手は.289/4本)
つまり郡司は、
- 「4番=ホームランバッター」ではなく
- 「走者を返しつつ、自分も塁に残って5番以降に繋ぐ4番」
として機能できるタイプです。
新庄は開幕戦、ソフトバンク先発をモイネロと想定したうえで
5番ショートに山縣秀を置くと言っているので、
- 3番:長打力のある右(レイエス/万波あたり想像)
- 4番:郡司(出塁+勝負強さ)
- 5番:山縣(対左を意識した一発と走力)
みたいな並びを作り、
郡司を「打線のハブ」にするイメージが強いです。
具体的な役割でいうと…
- ランナー二塁・三塁では“確実に1点以上”を持ち帰る役
- 得点圏.319で、犠牲フライやゴロでも点を取れるタイプ。
- ランナー無しでも、自分が出て5番に繋ぐ役
- 出塁率.379、四球%も高いので、長打だけでなく“歩いてでも”攻撃を継続できる。
- 左投手(特にモイネロ級)への一番の“解毒剤”
- 左相手に打率.315/6本とむしろ成績が良いので、ソフトバンクの左腕リレーに対するキーマン。
③ カウント別・状況別から見える「4番としての顔」
郡司の2025年はかなり“4番向き”です。
1. 勝負どころに強い
- 得点圏トータル:.319/31打点
- 同点時:.333(得点圏)、リード時:.324(得点圏)で、リードを広げる場面でも打てている。
=「ビハインドだから打てる元気系」でもなく、
勝ってる場面でも、同点でも、ちゃんと追加点を取ってくれる4番。
2. 2ストライクでも簡単に死なない
- 追い込まれてからの打率も2〜3割台を維持していて、
特に 1-2 では打率.500、2-3でも.361 と「崖っぷちからのヒット」が多い。
→ 4番が簡単に三振しないのは、
相手バッテリーにとって相当ストレスですし、
後ろの5番・6番にとってもありがたい存在です。
3. 初球〜早いカウントで試合を動かせる
- 0-0 での打率 .409 と、初球から一気に仕留めてくるタイプでもあります。
新庄が好む「初球から行ける打者」であり、
“早打ちで一気に決めに行く4番+追い込まれても崩れない4番”
の両方を兼ねているのが郡司の面白いところですね。
④ 守備ポジション込みでの“象徴としての4番”
- 来季から背番号は 30→3 に変更。
- F FES で「背番号3は田中賢介さんのイメージが強いけど、これからは郡司のイメージになるように」
と本人も話しています。 - 新庄は「4番サード郡司」とあえて“サード”とセットで言っていて、
「背番号3・サード・4番」という“象徴パッケージ”を作りたい意図も透けて見えます。
つまり役割は、打撃だけじゃなくて、
- 打線の中心
- 内野の顔
- ファンにとっての“今年のファイターズを象徴する選手”
としてのポジションも強く求められている感じです。
まとめると:郡司4番の役割
2026年の郡司の4番としての役割は…
- 得点圏で確実に点を取る「実務型4番」
- 得点圏.319、状況別でも同点・リード時に強い。
- 出塁で打線を回す「つなぎ4番」
- 打率.297/出塁率.379、四球も多いので、返すだけでなく次の打者のチャンスも作る。
- 左腕(モイネロ含む)対策のキーマン
- 左相手に.315/6本と、左殺し気味の成績。
- 初球から決めに行けて、追い込まれても粘れる“嫌らしい4番”
- 背番号3・サード・4番として、打線とチームの“顔”になる存在
…こんなパッケージで期待されていて、
新庄的には「長距離砲4番」じゃなく
“優勝を狙うチームの、合理的でいやらしい4番”
を郡司で作りにいってる、というイメージかなと思います。
参照:【俺カッコイイ〜!!!】郡司裕也『延長12回 劇的サヨナラ弾で決着ッ!!! エスコン総立ち・チーム4連勝!』
参照:ファイターズ2026開幕投手発表VTR&四番打者を新庄監督が宣言<F FES 2025 ファイターズファンフェス>
