【解説】鈴木誠也が3ラン——高めの失投を粉砕

日本時間2025年10月7日(米国10月6日)のNLDS第2戦、カブスは敵地アメリカン・ファミリー・フィールドでブルワーズに3–7で敗戦。シリーズはブルワーズの2勝0敗となりました。

試合概要

  • 最終スコア:カブス 3 – 7 ブルワーズ。
  • 流れ:1回表に鈴木誠也の3ランでカブスが先制→直後の1回裏、アンドリュー・ボーンの3ランで同点。3回裏にウィリアム・コントレラスのソロで勝ち越し、4回裏にジャクソン・チョウリオの3ランで突き放しました。
  • シリーズ状況:ブルワーズが2–0でリード。次戦はシカゴ(Wrigley Field)。

ハイライト

  • 鈴木誠也が口火:初回に値千金の先制3ラン。試合の最初の見せ場に。
  • 即座の同点弾:1回裏、ボーンが3ランで同点に。流れを取り戻した一打。
  • 主将格の一発:3回裏、コントレラスがソロ本塁打で勝ち越し。
  • ダメ押し3ラン:4回裏、復帰したチョウリオが3ラン。勝負を決定づけました。
  • 剛腕ルーキーの衝撃ジェイコブ・ミショロフスキー3回無失点・4K100mph超を31球放る圧巻の救援で流れを固定。
  • 淀みない“総力戦”:アーロン・アシュビーの後を継いだミアーズ、ミショロフスキー、パトリック、コイニグ、メギル、ウリベらが7回1/3を被安打1・無失点。ブルワーズ救援陣が完璧に封鎖。
目次

鈴木誠也の1打席目の詳細(1回表・1死)

  • 相手投手:左腕 アーロン・アシュビー
  • 投球高めに浮いたチェンジアップをフルスイングで叩き、左中間へ。
  • 結果3ラン本塁打(この回、カブス先制3–0)。その時点の状況は1死
  • スタットキャスト飛距離 440フィート(約134m)/打球速度 111.7mph

文脈と見どころ

  • この一発で先手を取った直後、1回裏にアンドリュー・ボーンの3ランで同点に。“両軍が1回に3ラン”はポストシーズン史上初の出来事でした。
  • 鈴木は直近9試合で7本塁打と絶好調で、この打席でも甘く入った変化球を逃さない反応速度とポイントの強さが際立ちました。

あの3ランが“生まれた理由”を、配球・状況・打者の状態の3点からまとめます。

1) 配球ミス(高めに浮いたチェンジアップ)

  • 相手は左腕アーロン・アシュビー。高めに浮いたチェンジアップがゾーン上部に入り、鈴木のフルスイングの餌食に。Statcast計測は打球速度111.7mph、飛距離440ft。高めの“吊りチェンジ”は減速+落ちが足りず、空振り誘発よりも強打されやすい失投になりやすい形です。

2) カウント/走者状況がフルスイングを後押し

  • 1回表・1死一二塁。直前にホーナーが単打、カイル・タッカーが四球で出塁しており、ストライクを取りに来ざるを得ない場面。そこで甘く入った変化球を逃さず左中間へ3ラン——“入れにきた球”を強振で仕留めた文脈です。

3) 打者のコンディション(直近の長打トレンド)

  • 鈴木はこの試合前から直近9試合で7本塁打と“火が付いた状態”。タイミングとスイングプレーンが噛み合っており、多少高めでもヘッドが走るから上っ面にならずにバレルで捉えられる。その勢いが、そのまま初回の先制3ランに現れました。

参照:【鈴木誠也 PS第2号は貴重な先制3ランHR!飛距離は約134メートルの特大弾!】カブスvsブリュワーズ MLB2025 ディビジョンシリーズ第2戦 10.7

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