試合概要(ALDS・Game 2)
ブルージェイズ 13–7 ヤンキース(現地 10月5日/トロント)で、Jaysがシリーズ2-0とリード。先発ルーキーのトレイ・イェサヴェージが5回1/3を無安打11奪三振の圧巻。初回〜4回で10Kはポストシーズン記録に並ぶ快投でした。打線も5本塁打で援護し、2試合合計23得点はシリーズ開幕2試合のMLB新記録。
ハイライト
- 2回:アーニー・クレメントが先制2ラン。
- 4回:ウラディミール・ゲレーロJr.が満塁弾(球団PS史上初のグランドスラム)。
- その後:ドルトン・バーショが2本塁打(この日4安打)、ジョージ・スプリンガーも一発。
- ヤンキースはコディ・ベリンジャーが一発含む3打点で反撃も及ばず。先発マックス・フリードは3回途中7失点で降板。
一番“沸点”だったのは、4回表・ゲレーロJr.の満塁本塁打。マウンドからフリードを降ろした直後、満塁で2-1のカウントから左へ運んで試合を決定づけ、場内のボリュームが一段跳ね上がりました。
どんなスイングだった?(内容)
- 引きつけて最短→強い回転
体を開かずにボールを引きつけ、インサイドアウト気味の最短軌道でバレルに乗せるゲレーロの王道。押し込みの強さで打球の伸び(バックスピン)を最大化。 - 下半身主導の一体回転
右打者特有の“股関節で溜め→腰から始動”。上半身が突っ込まないので芯で押し込みやすい。 - ミスヒット耐性
多少の詰まりでも初速が落ちにくいスイングプレーン。外野フェンスまで失速しない弾道を作るタイプ。 - ゾーン対応力
カウント優位(塁・走者状況込み)で振り急がずストライクゾーンの甘い球を逃さない判断。結果として決定打に。
何が良かった?(効果)
- ゲームチェンジャー:4回時点で9-0。勝敗の大勢を決め、相手に心理的ダメージ。WPA的にも最重要シーン。
- 歴史的価値:ブルージェイズ史上初のPS満塁弾でスタジアムが沸点到達。シリーズの物語を“ゲレーロ中心”に書き換えた。
- ラインナップ効果:後続の長打攻勢(この試合5本塁打)を呼び込む“起爆”として機能。
このスイングを一言で言うと、「開かずに最短で入れて、圧で押し切るゲレーロの教科書」。状況価値(満塁)と彼の打球質が、最も派手に嚙み合った場面でした。
参照:【ゲレーロJr. グランドスラムを放ちブルージェイズが大量リード!】ヤンキースvsブルージェイズ MLB2025 ディビジョンシリーズ第2戦 10.6
