打撃練習 秀岳館 スクワットティーとアウトローティーで強打を手に入れる

熊本県の強豪校「秀岳館」は2017年の夏甲子園を2年連続で決め、全国制覇も期待できる強豪校の中の強豪校です。名監督の鍛治舎巧監督もが今夏甲子園大会限りでの退任を表明し、より選手たちには負けられない戦いになりそうです。

今回は強打の秀岳館を支えている2種類のティーバッティングを紹介します。紹介する前に、この2種類のティーバッティングをなぜ行うのか、を紹介します。

 

その試合は2ストライク追い込まれてからのヒットが多かった。11安打中5本が追い込まれてから打ったものであり、タイムリーや追加点の口火になる長打など、大事な局面で打っている。 「追い込まれたら、打席の後ろに立ってノーステップで打つ。これがチームの決まり事なんですよ」。当時の九鬼 隆平主将(現・ソフトバンク)がその秘訣を教えてくれた。

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「ノーステップ打法を考えついたのは日本代表を率いて海外と対戦した時ですね」。鍛治舎監督が解説する。

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理屈は分かりやすいが「1つの打席で2つの打ち方を使い分けるわけですから、きちんとした訓練が必要なんです」
フリー打撃の前のティーバッティングはそのための訓練の場だ。スクワットしながら30本を7セット、インハイを20本7セット、ボール球のようなアウトロー20本7セット、計490本を打ち込む。

記事引用:第446回 秀岳館高等学校(熊本)「目標」を「ストレッチ」し続ける 〜数値化して明確に〜【前編】

 

 

以上のように、2ストライクに追い込まれた時に、どう打つのか、そのためにどんな練習をするのか、がとても重要ということですね。特に1打席の中で、追い込まれる前と追い込まれてからの打ち方を使い分け、状況に応じて自分で考えてスイングすることの重要性を教えてくれてます。

このように使い分けができるバッターはバッテリーからしても、ものすごく嫌なものです。2ストライクまではバンバンフルスイングするので長打が怖いですし、追い込まれてから、追っ付けられて粘られるのも厄介です。簡単に終わらない、という気持ちが秀岳館から感じられます。

 

練習内容は、一つ目がスクワットティーです。その場でスクワットしてからノーステップでスイングします。追い込まれてからノーステップでスイングする選手は多いと思いますが、ノーステップでもしっかりと強い打球が打てるともっと良いです。下半身の強化、並びに下半身を意識したスイングへ持って行くためにも、このスクワットティーは効果的な練習かもしれません。

もう一つが、アウトローのボールをうまくさばきながらスイングするティーバッティングです。0-2、1-2とボールカウントが少ない時に追い込まれてしまったら、ストライクからボールになる変化球が多くなります。外のボール球に対して対応するためには、打つというよりは、さばく・すくう、というイメージでスイングすると、ファールで逃げることができたり、逆方向へ内野と外野にボールを落とす可能性が高くなります。このような打ち方ができると、粘り強いバッターになります。

ぜひ動画を参考にして、実践してみてください。

 


 

 

動画引用元:秀岳館の強打を引き出す打撃練習【野球部訪問】