データで楽しむ野球トレンド(第99回高校野球選手権大会 甲子園総括編)

連日のように超満員のニュースが飛び交い、大いに盛り上がりを見せた第99回高校野球選手権大会は、埼玉県の花咲徳栄高校が埼玉県勢初となる「夏の甲子園優勝」を達成し、幕を閉じました。

日本全国を巻き込んで大いに盛り上がった本大会を、eラーニングベースボールも地方予選から注目し「データで楽しむ野球トレンド」シリーズとしてその動向を追いかけてきましたが、これらの記事を読まれた読者の方々は、主役のめまぐるしい交代劇に気づかれたのではないでしょうか。

データで楽しむ野球トレンド(第99回高校野球選手権大会 地方予選編)
データで楽しむ野球トレンド(第99回高校野球選手権大会 甲子園出場校編)
データで楽しむ野球トレンド(第99回高校野球選手権大会 甲子園注目選手編)

故・三原脩監督の名言である「野球は筋書きの無いドラマ」そのままに、大会初日から花咲徳栄高校の優勝を思い描いていた人はごく少数でしょう。

今回は第99回高校野球選手権大会に関する記事シリーズの総括として、優勝した花咲徳栄高校にフォーカスして、TTV(オンライン流通量)を軸にネット上の盛り上がりを整理してみました。

花咲徳栄高校のTTV推移

花咲徳栄高校の注目度は「夏の甲子園優勝」によって急激に高まっています。

以下は3月1日〜8月27日の6ヶ月間の月別TTVグラフですが、8月のスコアは7月比で15倍、6月比では100倍近くスケールアップしていることがわかります。

さらに日付を細分化し、日別TTVを見てみると、優勝を決めた8月23日に全体の50%におよぶ160万弱のTTVを叩き出しています。

調査協力:株式会社Web経済研究所

こうして数値化すると、いかに花咲徳栄高校の優勝が劇的であったかを視覚的に把握できます。

花咲徳栄高校と記事シリーズトップスコアとの比較

地方予選編

地方予選編のTTVトップは長野県で、スコアは2,203,619でした。花咲徳栄高校が勝ち抜いた埼玉県は1,075,454で全都道府県中6位となっています。

参考:データで楽しむ野球トレンド(第99回高校野球選手権大会 地方予選編)

甲子園出場校編

甲子園出場校編のTTVトップは横浜高校で、スコアは1,155,264でした。花咲徳栄高校は200,397で全出場校中6位となっています。

参考:データで楽しむ野球トレンド(第99回高校野球選手権大会 甲子園出場校編

注目選手編

注目選手編のTTVトップは広陵高校の中村奨成選手で、スコアは101,604でした。花咲徳栄高校からは西川愛也選手が1,517で5位にランクインしています。

参考:データで楽しむ野球トレンド(第99回高校野球選手権大会 甲子園

劇的だが番狂わせではなかった花咲徳栄高校の優勝

こうして時系列で見てみると、いずれのスコアでも上位に出現する花咲徳栄高校の本大会における優勝は、十分予想可能なシナリオだったように見えますが、実際の大会中、同校がクローズアップされることはありませんでした。

思い返せば地方予選は早実・清宮幸太郎選手の高校生記録が、同選手敗退後に甲子園大会が進むとホームランラッシュから大会新記録の中村奨成選手へとマスメディア上の話題は移り変わっていきました。

豪快なホームランはわかりやすく、見ていて気持ちの良い野球の醍醐味ではあるものの、野球がチームプレーであり、高校野球がアマチュアの学生スポーツである以上、伝える側にも節度やバランスが必要なように思います。

別の視点から言えば、少子高齢化が進む日本において高校野球を通じたブランディングは各高校が生き残る一つの選択肢にもなり得ます。
今大会、劇的な優勝を成し遂げた花咲徳栄高校が、その実績を活かしてどのように存在感を高めていくのか、引き続き注目していきたいですね。

eラーニングベースボールでは、高校野球をさらに盛り上げるためにも、いろいろな切り口で分析記事を執筆していきたいと考えています。
リクエストにも前向きに対応していきますので、ぜひ、みなさんのご意見をお聞かせください。 特に、常に最新で正しい情報を伝えて行きたいとお考えの監督やコーチといった指導者の方やお子さんが野球をやっている親の方のリクエストは大歓迎です。

この記事はクールジャパンを専門に様々な業態のマーケット情報をブログ形式で提供されている「Xビジネス」との記事コラボレーションです。
こちらも併せてご一読いただけると幸いです。

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