守備練習 今宮健太 プレジャンプを使って第一歩目をスムーズに動き出す

皆さんは「プレジャンプ」という言葉をご存知でしょうか?
スポーツにおいて「反応」というのはとても大事になります。例えば、テニスやバトミントン、サッカーのゴールキーパーもですが、ボールやシャトルが前後左右どっちに飛んでくるのか素早く反応できるのか、できないのか、で勝負が大きく変わるものです。これを野球に置き換えると、特に内野手における「打球反応」が最も近いと思います。打球反応が速いのか遅いのかで、打球を捕ることが出来る場合もあれば、内野の間を抜けてヒットを許してしまう場合もあります。打球反応が速いとその分、守備力が高まりチームの勝利への貢献が出来る訳です。

プレジャンプというのは、この打球反応する前に行う「予備動作」のことを言い、反応とほぼ同時に行う、次への動き出しがやりやすくなるための動作になります。

 

前述しましたが筆者の中ではテニスやバトミントンが顕著にある動きだと感じており、もしスポーツニュース等で、テニスやバトミントンの試合が放映されていたら見て頂きたいのですが、相手がボールを打ち返してくる瞬間に「小さくジャンプ」しているのが見て分かると思います。かかとまでベタっと付けて、止まって相手ボールを待っている選手は誰もいません。トップクラスの選手になればなるほど、どんなボールにも反応してすぐに動き出しが出来るように、プレジャンプ(小さくジャンプ)してからボールを追いかけているのが分かります。

当サイトでも以前「外野守備練習 岡田幸文 0歩目を切って守備範囲を広げる方法を学ぶ」で記載させて頂きましたが、打球に対して素早く反応し、打球にしっかりと追い付くためには、
・ピッチャーのコース、バッターの振り出しを見て0歩目を切り
・0歩目を切る瞬間に、プレジャンプで動き出しやすくして
・1歩目を切る
と、今まで届かなかった打球も届くようになる可能性が大きくなりますし、プレジャンプを行うことで、スムーズな動き出しを実現し、通常の打球に対しても捕球力が増すと考えられます。

 

動画は、福岡ソフトバンクホークスの今宮健太選手の守備練習のシーンです。今宮選手の動き出しを見て分かる通り、小さくジャンプ、もしくはジャンプまでは行かないまでもかかとを軽く上げており、プレジャンプを実践していることが分かります。決して、かかとをベタっと地面に付けて止まった状態から1歩目を出してはいません。

なお、プレジャンプの時点でジャンプし過ぎないように注意ください。予備動作が無駄な動作に変わってしまいます。では動画を参考ください。

 


 

 

動画引用元:今宮健太 守備練習風景