井端流 右打ちの練習方法

井端と言えば、中日時代に荒木選手と二遊間コンビとして鉄壁の守備を誇った「アライバ」コンビがとても有名ですが、もう一つ代名詞としてあるのが「右打ちの名人」ではないでしょうか。

2013年のWBCの台湾戦で放った、2-3の1点ビハインドで9回2アウトと侍ジャパン絶体絶命ピンチの状況で、鳥谷がスチールを決め、カウント2-2と追い込まれた状況の中、井端のセンター前同点タイムリーヒットは、いつ見ても興奮する場面ですよね。右打ちではないですが、内角をしっかりと引きつけてセンター方向へ持って行ってます。まさに右打ちの名人だからこそ為せる技の一つと言えます。

まずは、あの時の興奮を今一度、呼び起しましょう。

いかがでしょうか!?
野球ファンにとって忘れられない場面ですよね。

長くなりましたが本題に入ります。

 

「右方向に打球を打つ時に意識しているポイントは?」と、問われたシーンで、

 

前で打ったらレフトの方向に行ってしまうので、前の壁を崩さないように、左肩より前で打たないようにしている

 

と答えてます。
左肩より前で打たない、というのはタイミングの話しになるんで、ボールを引きつけて、とにかく引きつけてからスイングすると右方向へボールが飛んでいくのは理解できる話しです。

では、前の壁とはどういうことか。

意識している壁というのは、左肩から左足へ向かうラインのことで、このラインよりも前で打たないことを強く意識している、ということのようです。
もっと簡単に言うと、前に突っ込んでしまうと右方向へはボールが飛ばないので、身体が突っ込まないようにしている訳です。

この、「前の壁を崩さない」「左肩より前で打たない」というのが、井端さんの右打ちのコツのようです。

そして気になる練習方法ですが、

 

わざとファールを打つ

 

というのが練習方法のようです。
ファールになるまでミートポイントを遅らせてスイングすることにより、より前の壁を意識してボールを引きつけられることが出来る練習になります。

この練習をやることによって右打ちだけに効果がある訳ではなく、2ストライクからこの打ち方を意識すれば、三振が少なくなったり、ファールが増えるので相手投手の球数を増やすことが出来る利点もあると思います。

ぜひ動画を見てやってみてください。