捕手練習 砲丸を使ったキャッチ練習でフレーミング技術を高める

今、メジャーリーグでは「キャッチャーのキャッチング技術で試合が決まる」と言われているほど、キャッチャーのキャッチング力を重要視しています。これは、WBCで活躍し、世界一のキャッチャーと呼ばれているプエルトリコ代表のモリーナ捕手のキャッチング技術の高さが評価されてから変わってきたようです。

フレーミングという言葉をご存知でしょうか?MLBではこの言葉はごく普通に使われている言葉になっているようです。ではフレーミングとはどういう意味なのか。

 

フレーミングというのは、ピッチャーが投げたボールがストライクゾーン周辺に来た際に、より多くのストライクコールを審判から引き出す技術のことです。(中略)

これが注目されたのは高度な投球解析システムのPITCHf/xによって、優れたキャッチャーは年間で150球以上もストライクを稼いでいることがわかり、フレーミング技術というネーミングが付いて確立されたもののようです。

引用元:キャッチャーのフレーミングなる最新技術を知った

 

驚きですよね。キャッチング技術一つで年間150球もストライクを稼いでいるなんて。近年メジャーリーグでキャッチャーのキャッチング力を重視するのもうなずけます。筆者も捕手出身なので分かりますが、ボールともストライクとも取れない球に対して、どうすればストライクとコールしてもらえるかがキャッチャーの腕の見せ所です。ストライクとコールされるためにも、まずはしっかりキャッチすることが重要と考えます。

 

まずボールとコールされやすいキャッチングは、
・ボールの勢いに負けてミットが逃げている
・特に低めの球においてミットが下がる
・無駄にミットを動かす
という点が考えられます。特にキャッチャーというポジションに慣れておらず急造で作ったキャッチャーは、よくボールの勢いに負けてしまい、ボールをしっかりと止めたキャッチをすることができません。

筆者が高校時代に、突然覚醒した投手がいて、140km後半を投げるピッチャーがいました(彼はその後プロに行きました)。正直140km以上の球は受けたことが無く、本当にキャッチするのに苦労したことを記憶してます。投手にはかわいそうなことしたな、と今になって反省するばかりですが、その投手はコントロールがそんなに良くなかったです。でも今思い返すと、特に低めの球に対しては筆者がしっかりとキャッチできておらず、低めのボールはミットは下がるし、無茶苦茶速い上にボールが動くのでまともにキャッチできない状態でした。なのでストライクの球をボールになっていた可能性が十分に考えられます。コントロールが良い、悪いというのは、決してピッチャーだけの問題ではないかもしれないですね。

 

さて、本題の動画で紹介している練習内容ですが、砲丸投げで使う砲丸を下手から投げてキャッチする練習です。キャッチングでまず大事なことは、
・ミットが逃げないこと
・ミットが下がらないこと
になります。なので、重たい球を使って、しっかりと捕る練習はとても重要です。学童や少年のときからこのような練習をしているのは、とても鍛えられ、ミットでしっかり受ける意識も強まるので、とても良い練習と言えます。

フレーミングという言葉は、これからとても流行る言葉になるかもしれませんね。キャッチャーのキャッチング力が試合の流れを左右することは過言ではないので、チームの中でも最高のキャッチングをする選手をキャッチャーにしても良いかもしれませんね。

では動画をご覧ください。

 

 

動画引用元:ミットが下がるキャッチングを改善 ~砲丸キャッチ~