アジリティトレーニングのTドリルで機敏性を鍛える

■課題・要望
・俊敏性・機敏性を鍛えたい

今回はアジリティトレーニングの一つである「Tドリル」という練習を紹介します。

そもそもアジリティトレーニングとは何か。
アジリティー(Agility) 機敏、軽快さをトレーニングすることを指します。静→動、動→静など、瞬時に必要な動きの変化の速さを身に付けれらることができます。
特に、守備と走塁が該当しますが、瞬時の変化の速さは野球においてとても重要で、この能力が備わっているかいないかで、チーム力に差が出ると思います。
サッカー、バスケ、バレーでは、随分前から、このアジリティトレーニングを取り入れてますが、野球においては(特に小学、中学、高校の野球チーム)、まだ取り入れていないチームも多いのではないかと思います。

もしかすると今までは「あの選手は機敏で運動神経がいいから」と、その選手の能力だけをフォーカスしていたかもしれないですが、アジリティトレーニングを取り入れることで、そもそも能力のある選手は更に伸び、能力は現時点で見えない選手はやればやるほど動きに慣れ、育成で能力を生み出すことができると思います。

このTドリルは、加速・減速・方向転換といったスキルを習得するのに最適な練習です。

まずは、コーンやマーカーを使って、10m×10mのT字を作ります。
そして、一直線にコーンまで全力で走り切り、その後、横走行で右のコーンへ。そして左のコーンへ移動し、また真ん中のコーンへ戻り、最後は、後向き走行でスタート地点へ戻ります。

前、横、後ろと、いろいろな形での走行をやりつつ、加速・減速・方向転換も行うので、とても複雑な機敏性が要求されますが、かなり良い練習の一つと言えます。

ぜひ、選手同士でタイムを競い合うなど、モチベーションをうまく使って、良い練習にしたいですね。